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二次加工の守備範囲を広げる新工場

土地写真

1984年の二見新工場の完成、1989年の本社社屋の完成からおよそ30年を迎えた2015年3月。本社屋の南側に、新たに新工場が竣工いたしました。
本社社屋に隣接したこの土地は、自動販売機等を取り扱っておられた会社の倉庫として使用されていましたが、2010年に移転されることになり、土地の所有会社より隣接している当社に土地の売却の打診がありました。 布引製作所は、将来を見据えた上で、これを絶好の機会として捉え、すぐに土地の買収に動きました。幸いにも土地の購入には大きな問題はありませんでしたが、その土地を具体的にどう生かしていくのかが大きな課題となりました。 本社社屋は様々なプレス機や二次加工機が詰め込まれ、手狭でゆとりがないことは事実です。しかし、新工場を設立するのであれば、現在の機械を移動するだけでなく、今後の布引製作所の展望を見据えた新しい機械の導入なども踏まえて、社屋そのものの設計から動線を考慮した機械配置を検討していかなくてはなりません。本格的なプレス機を導入するとなれば、以前の本社社屋設立時のように、地盤強化も必要となるのです。

新工場設立のための準備委員会が設けられましたが、なかなか方向性が決まらないまま、更地にした土地に雑草が生えるたび、草刈りに追われる日々が続きました。ようやく新工場の方向性が定まってきたのはそれから約2年後でした。

新工場はプレス機の導入を避け、二次加工を中心とする機械を整備することになりました。本社社屋の二次加工機を移動するとともに、これまでにない大型レーザー加工機やベンディングロール、シャーリング機械を新たに導入し、一部外注していた二次加工を内製化することで、『二次加工の守備範囲を広げる』という目的に集約したのでした。 本社工場との間に専用通路を設けて繋がりを良くするとともに、両工場における環境改善、安全性や生産性の向上による納期短縮など、様々なメリットを生み出すことができました。合わせて、工場の周りの一部のエリアに取り外し式の金属止水板システムを構築し、将来の南海トラフ地震に備えた津波浸水対策も行いました。 2014年11月7日に地鎮祭、2015年3月31日竣工、そして同年5月15日より本格稼働を始めた新工場は、幅広いお客様の多彩な要望にきめ細かくお応えしていく、布引製作所の『創意無限』をカタチにした工場として誕生したのです。

新工場社屋

大型レーザー加工機